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【iPadユーザー必見!】オリジナル写真付き卓上カレンダーの作り方

この記事は約16分で読めます。

こんにちは。たひろ夫です。

我が家では毎年昨年の思い出の写真を12枚選んでオリジナル卓上カレンダーを作っています。これがまた我が家に遊びに来る友人たちから「これいいね!」と言ってもらえて結構好評なんです。

もともと最初は何かのおまけでオリジナルの卓上カレンダーを作ってもらうことができましたが、その次の年からは「(業者で作るとお金かかるし、)これぐらいならiPadで自作できるんじゃない?」ということで節約を兼ねて自作するようになりました。

今回は私たちが毎年iPadを使って自作しているオリジナル卓上カレンダーの作り方についてiPad初心者でも分かるように説明していきたいと思います。是非、興味のある方はこの記事を見ながら自作してみて下さい!!思っているより簡単ですよー!!

1. iPadで自作した卓上カレンダーの完成イメージ

これが2020年カレンダーとして自作したオリジナル卓上カレンダーになります。
シンプルなデザインですが、自作とは思えないクオリティーでできたと私たち的には気に入っています。

2. iPadで卓上カレンダー自作するのに準備するもの

  1. iPad:我が家はiPad pro 11inc 2018モデルを使っていますが何でもOKです。
  2. Numbers:表計算App(iPadにデフォルトでインストールされていると思います。)
  3. Keynote:プレゼンApp(iPadにデフォルトでインストールされていると思います。)
  4. カレンダーに使用する画像データ(12か月分)

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3. iPadで写真付きオリジナル卓上カレンダーの作り方

3.1. iPadで卓上カレンダーのカレンダー部分を作成する

アプリ『Numbers』を開きます。

『新規作成』を選択します。

基本のところにある『空白』を選択します。

グレーの行と列を削除します。
一番上の行の左にある『1』と表示されているところをタップして『削除』を選択します。

一番左の行の上にある『A』と表示されているところをタップして『削除』を選択します。

シートの左上にある『〇』をタップしてシート全体を選択します。
画面右上の方にある『書式設定(はけのアイコン)』をタップし、タブから『表』を選択し、以下の設定します。

  • 行:84
  • 列:15
  • タイトル:OFF
  • キャプション:OFF
  • 表のアウトライン:OFF
  • 1行おきに色を付ける:OFF

『行と列のサイズ』を選択し、以下の設定をします。

  • 高さ:51pt
  • 幅:127pt

『グリッドオプション』を選択し、以下の設定をします。

  • 横線:OFF
  • 縦線:OFF

次にタブから『セル』を選択し、以下の設定をします。

  • サイズ:25pt
  • 文字の配置:中央揃え

セル『B1』~『H1』に順に『1』~『7』を入力します。

セル『B2』~『D2』にこれから作成するカレンダーの一番最初の日にちを入力します。

  • B2:年(西暦)
  • C2:月
  • D2:日

※本記事では2021年1月からのカレンダーを作成するので『B2(年):2021』、『C2(月):1』、『D2(日):1』を入力しています。

セル『E2』に以下の数式を入力します。

  • 数式:WEEKDAY(B2&”/”&C2&”/”&D2,最初の日)

※WEEKDAY(日付,最初の日):”日付”の曜日を数字で返してくれます。

セル『G2』に以下の数式を入力します。

  • 数式:DAY(EOMONTH(B2&”/”&C2&”/”&D2,0))

※DAY(日付):”日付”の日にちのみを返してくれます。

※EOMONTH(日付,月数):”日付”の”月数”前または後の月の月末の日付を返してくれます。

セル『B4』~『O4』に2週間分の曜日を入力します。

セル『B5』に以下の数式を入力します。

  • 数式:IF(E2=B1,1,IF(E2>B1,””,A5+1))

※IF(条件,真の場合,偽の場合):”条件”に一致した場合は”真の場合”、それ以外の場合は”偽の場合”の内容を返してくれます。

数式中のB1の横にある▲をタップし、以下の設定をします。(2か所とも)

  • 開始の行を保持:ON
  • 終了の行を保持:ON

数式中のE2の横にある▲をタップし、以下の設定をします。(2か所とも)

  • 開始の列を保持:ON
  • 終了の列を保持:ON

セル『B5』をコピーします。

セル『C5』~『H5』にペースト(数式をペースト)します。

セル『I5』に以下の数式を入力します。

  • 数式:H5+1

セル『I5』をコピーします。

セル『J5』~『O5』にペースト(数式をペースト)します。

セル『B6』に以下の数式を入力します。

  • 数式:O5+1

セル『C6』に以下の数式を入力します。

  • 数式:B6+1

セル『C6』をコピーします。

セル『D6』~『O6』にペースト(数式をペースト)します。

セル『B7』に以下の数式を入力します。

  • 数式:IF((B6+14)>G2,””,B6+14)

数式中のG2の横にある▲を選択し以下の設定をします。

  • 開始の列を保持:ON
  • 終了の列の保持:ON

セル『B7』をコピーします。

セル『C7』~『O7』にペースト(数式をペースト)します。

カレンダーらしく、日曜日と土曜日に色を付けます。(お好みです。)
セル『B4』~『B7』を選択し、『書式設定(はけのアイコン)』をタップします。タブから『セル』を選択し、『テキストのカラー』を選択します。

好きなカラーを選択します。(日曜は赤系、土曜は青系の色にするとカレンダーぽいです。)

セル『H4』~『H7』、『I4』~『I7』、『O4』~『O7』も同様に色を付けます。

セル『B2』~『O7』を選択しコピーします。

セル『B9』にペースト(数式をペースト)します。

セル『C9』に以下の数式を入力します。

  • 数式:C2+1

セル『B9』に以下の数式を入力します。

  • 数式:B2

数式中のB2の横にある▲をタップし、以下の設定をします。

  • 開始の行を保持:ON
  • 開始の列を保持:ON
  • 終了の行を保持:ON
  • 終了の列を保持:ON

セル『B9』~『O14』を選択しコピーします。

セル『B16』にペースト(数式をペースト)します。

同様にセル『B23』、『B30』、『B37』、『B44』、『B51』、『B58』、『B65』、『B72』、『B79』にペースト(数式をペースト)していきます。

これでカレンダー部の完成です。
セル『B2』の西暦を変えるだけで来年以降も使用することができるようになっています。

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3.2. iPadで卓上カレンダーのレイアウトをデザインする

アプリ『Keynote』を開きます。

『新規作成』を選択します。

『テーマを選択』を選択します。

基本のところにある『ベーシックホワイト』を選択します。

デフォルトでスライド上に配置されているテキストボックスをタップし『削除』を選択します。同様にスライド上のテキストボックス全てを削除します。

画面右上の方にある『・・・』をタップし『書類設定』を選択します。

画面の下側にある『スライドのサイズ』を選択します。

『カスタム』を選択し、以下の設定をします。

  • 幅:1780 pt
  • 高さ:1270 pt

※上記は2Lサイズのカレンダーを想定したサイズにしています。(先ほどNubersで作成したカレンダーもこのサイズに合わせています。)

画面右上の『完了』をタップします。

先ほど『Numbers』で作成したカレンダーを1ヵ月分選択し、『コピー』します。

『Keynote』に戻り、任意の位置にペースト(値をペースト)します。

カレンダーの位置をスライドの下側に移動させます。

カレンダーに年と月を表示していきます。画面右上の『+』をタップし、タブから『図形』を選択します。『基本』を選択し、『テキスト』を選択します。

挿入した『テキスト』を選択したまま、画面右上の『書式設定(はけのアイコン)』をタップし、タブから『テキスト』を選択します。『フォント』、『サイズ』、『テキストのカラー』をお好みで設定します。

※今回は『サイズ』のみ90ptに変更しました。

テキストボックス内の文字を編集して月を表示します。

月と同様の手順で年についても表示します。

年と月を表示したテキストボックスの位置をスライドの上側に移動させます。

カレンダーに用意した写真を挿入します。画面右上の『+』をタップし、タブから『画像』を選択し、『写真またはビデオ』を選択します。

写真の位置、サイズをお好みで調整します。同様の手順で12か月分のカレンダーを作成していきます。

12か月分のカレンダーを作成できたら画像ファイルとして書き出します。画面右上の『・・・』をタップし、『書き出し』を選択します。

『イメージ』を選択します。

『JPEG(高品質)』を選択し、『書き出し』をタップします。

※ファイルのフォーマットは個人的にJPEGが使い勝手が良かったのでJPEGとしています。必要に応じて変更して頂いても問題ありません。

『画像を保存』をタップします。これでカレンダー作成は完了です。あとは画像データを印刷すれば手作り卓上カレンダーの完成です。

4. iPadで写真付きオリジナル卓上カレンダーの作り方のまとめ

説明画像が多くて長くなりましたがいかがだったでしょうか?
一度Numbersでカレンダー部分さえ作成できれば次の年からは簡単にカレンダー部分を流用できるようにしていますので、2年目以降は夫婦でわちゃわちゃ言いながら写真を選んでレイアウトデザインするだけになってより楽しくなります。みなさんも是非作ってみてくださいね!!

☑ 準備するものはiPadと写真データのみ。(デフォルトアプリを使用。)
☑ カレンダー部分はAppleの表計算アプリ Numbersで作成する。
☑ カレンダー部分は一度作成すれば、次年からは西暦を変更するだけなので簡単。
☑ カレンダーのレイアウトはAppleのプレゼンアプリ Keynoteで作成する。
☑ 昨年の思い出写真を夫婦(または家族)で12枚選ぶのは思ったより楽しい!!

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